それでも、好きだ

大好きだ。


狂ったようにSMAPばっかり聴いて、泣きじゃくってるよ。

本当に彼らはこれで幸せなのか。
SMAPだけじゃない、SMAP以外のジャニーズのアイドル達もみんな、こんなに辛くてひどい環境に身を置いているのか。
それでも、それでもやっぱり好きだ。大好きだ。辛くても悲しくても、やっぱりジャニーズのアイドルにはジャニーズで居てほしい。これからもずっとジャニーズのファンでいたい。

ジャニーズのファンでいると悲しいこともショックなことも多々ある、だけどその気持ちを救ってくれるのもまた、ジャニーズのアイドル達だったりする。

ジャニーズのアイドル達はどうだろうか。ファンの声は重荷になっていないだろうか。少しでも支えになっているだろうか。でも、届けるしかないんだ。

SMAPSMAPを取り戻せる明るい未来を願って。

KAT-TUN

「KAT-TUN」

幻だったのか、とさえ思ってしまう。

2001年、6人で結成されたKAT-TUN。Jr.時代から未だかつて無いほどの人気を誇り誰もが6人のデビューを心待ちにしていたあの頃、あれは夢だったのか。2006年、ファンもメンバーも心待ちにしていたCDデビューを果たしたあの日、10年後こんな未来が訪れると誰が予想しただろうか。

私は田口担でもなければKAT-TUN担でもない。元担の赤西は既にKAT-TUNからもジャニーズ事務所からも姿を消している。そもそも赤西担だった日々ももう何年も前のこと。それでも、それでもこんなに悲しいものか。赤西担だったあの頃よりも今がこんなに悲しいのは大好きだったKAT-TUNがあまりにも形が変わりすぎてしまったように感じるから。赤西が脱退した時から既にKAT-TUNは「KAT-TUN」であり「KAT-TUN」ではなかったように思う。それでも何とか6人時代の影を残しながら繋いできた…はずだった。田口が辞めてしまうことよりも3人になったKAT-TUNを想像するのがツライ。

楽しみにしていた。ジャニーズ総勢10組51人、しかもLOVEソングメドレーまであるだなんて。毎年恒例、年末怒涛の特別音楽番組ラッシュの先駆けであるベストアーティスト2015。ラブソングメドレーでエイトが強く強く強くを歌うと知ったときのジャニヲタの反応、今考えればなんて贅沢で平和な文句だっただろう。

CDデビューするということは、ジャニーズJr.がいつ自分の知らない間に退所してしまうかという不安からの解放でもあると勝手に思っていた。そうだ、いつもファンは「勝手に」思っているだけなのかもしれない。ジャニーズに所属するアイドルには卒業制度はないと、デビューすれば脱退・退所・解散の文字は当然なくなると思っていた、勝手に。ジャニーズに入所したアイドル達が、ジャニーズ以外の人生を選ぶことはないと思っていた、勝手に。勝手にいろんな情報に振り回されたり勝手に過剰に期待したりして。でも私達ファンだって時には様々な理由、事情で勝手にファンを辞めたり好きなアーティストを変えたりする。悲しくなった。何が悲しいのか、何が言いたいのか自分でももうよくわからない。

アイドルだってそれぞれの人生があるわけだし、この結果は仕方ないのかもしれない。受け入れるべきなのかもしれない。それでも、ジャニーズとしてデビューしたからには一生ジャニーズブランドのアイドルであってほしいと思っていた私には悲しい結果だった。想像していなかった突然の出来事に、とてつもなく不安になった。私が見ている彼らは、信じてきた彼らの発信する言葉はもしかしたら私が勝手に過剰に期待しているものなのかもしれないのだろうか。KAT-TUNだけに関わらず他のグループにも、他のジャニーズ所属のアーティストにもまたこういう事が起こりうるかもしれないと思うと悲しい。保証なんてもうどこにもない。

それと同時にどんなツライことがあってもジャニーズを辞めずにずっとジャニーズで居続けてくれるアイドル達に常に感謝の気持ちを忘れてはいけないと改めて思った。

田口はどこかの国の王子様で30歳の節目に王位を継ぐために国に帰らなければならない説と、どこかにある平行時間軸では6人で10周年を迎える説、私も大好き。

メンバーが脱退する度に傷付いてる3人に、明るい未来がきますようにと願いながらもきっと私は6人だったKAT-TUNを忘れられないだろう。奇跡のような、6人だった時間。